シノケングループの不動産

不動産への投資

近年、テレビCM等で注目されている不動産業者があります。福岡で創業し、2020年で創業30周年を迎えるシノケングループです。創業当時は現在とは商号も事業形態も異なっています。1990年に株式会社シノハラ建設システムという商号で創業しています。当時は福岡に本社があったとのことですが、現在は東京の支店を本店とし、福岡との2本店体制として展開しているようです。

また、業務形態は現在はグループ企業のトップとして、持ち株会社となっているため、グループ全体の管理業務を行ない、不動産に関する業務は子会社が受け継ぐ形だといいます。

土地も資金もなしで始める不動産投資

シノケングループの大きな特徴として、4年連続でアパートの建築棟数が全国1位というものがあります。それだけアパートの販売を行っており、購入者がいるということになります。これは、他と少し異なる手法で販売を行っていることが要因となっているのではないでしょうか。

一般に不動産投資は、土地や資金が必要となります。空いた土地を有効活用というのもありますし、資金運用でということもあるでしょう。しかし、土地もなく、資金がそれほどなくても始められるというのがシノケンの大きな特徴となっているようです。

これにはもちろん理由があります。資金がなければローンを組むことになるのですが、その返済を家賃収入で補っているという点です。毎月の返済額以上の収入があれば、ローンによる負担は全くなくなるので、フルローンであっても返済が可能となるわけです。但し、しっかりと利益を出すためには、30年ローンを30年で返済するのではなく、繰り上げ返済をするということも大切とのこと。30年間の利息というのはかなりの金額になるため、早めに完済することで利息分を少なく抑えることも可能になるのだといいます。

アパートとマンションで会社が変わる

同じ不動産投資でも、アパートにするかマンションにするかで関係する会社は変わってくるようです。アパートの場合は、シノケンプロデュース、マンションの場合は、シノケンハーモニーとなっています。もちろん、同じグループ会社です。また、管理会社を依頼する場合も同じグループのシノケンファシリティーズといったようにグループ内でそれぞれ別の会社が専門的に業務を受け持っているようです。

業務ごとに子会社化していて、それぞれの業務に特化しているというのが大きな特徴といえるのではないでしょうか。もともと創業時からアパート関連の仕事をしていたということもあり、創業から30年という期間の中で培ってきたアパートに関するノウハウも十分なものがあり、その結果が4年連続1位ということにつながっているのかもしれません。

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